診療内容

Service

虫歯治療

佐古歯科医院では、患者様一人ひとりに寄り添い、最適な虫歯治療を丁寧に行っています。
虫歯を放置すると、歯の構造を破壊し、放置し続けることで最終的には歯を失うこともあります。当院では、虫歯の早期発見・早期治療を重視し、患者様にとって最適な治療を提供しています。

虫歯治療とは?

虫歯治療は、歯科医院で最も一般的な診療項目になります。
虫歯治療とは、虫歯によって損傷した歯の部分を取り除き、修復・補填することで歯の機能を回復させる治療のことです。治療方法は虫歯の進行具合によって異なり、初期段階では簡単な処置で済む場合が多いですが、進行した場合には複雑で高度な治療が必要となり回数も多くなります。

虫歯治療への取り組み

当院では、患者様一人ひとりに最適な虫歯治療を提供するために、痛みの少ない治療を心掛け、患者様が安心して治療を受けられるよう心がけています。

虫歯治療の流れ

虫歯治療の流れは、大きく分けて次の3つのステップに分かれます。

  • 診断とカウンセリング

    最初に虫歯の状態を確認し、治療の方針を決定します。レントゲン撮影や口腔内のチェックを行い、患者様と治療内容について話し合います。

  • 治療

    虫歯の部分を除去し、必要に応じて詰め物やクラウン(歯全体を覆うようにかぶせる人工の歯のこと)を装着します。この際、歯の形状や機能をできる限り元の状態に戻すことを目指しています。

  • アフターケア

    治療後の歯のケア方法について説明し、定期的なメンテナンスの重要性をお伝えさせていただきます。

虫歯治療の費用

虫歯治療の費用は、治療の内容や使用する材料によって異なります。また、保険適用の治療と自費治療があり、それぞれの費用は異なります。保険適用範囲内での治療は比較的安価ですが、審美性や耐久性を重視した自費治療を選択する場合は、費用が高くなる傾向があります。詳細な費用については、診察時に説明させていただきます。

虫歯の治療法

虫歯の治療法は、虫歯の進行度に応じて異なります。初期の虫歯であれば、フッ素塗布などで進行を止めることができます。中度の虫歯では、詰め物やクラウンを使用して歯を修復します。重度の虫歯の場合、根管治療が必要となり、最終的にクラウンをかぶせて歯の機能を回復させます。

虫歯の原因とは

虫歯は、主に口腔内の細菌が糖分を分解して酸を生成し、その酸が歯のエナメル質を溶かすことで発生します。適切な歯磨きが行われないと、歯垢が溜まりやすくなり、虫歯が進行しやすくなります。また、食生活や唾液の分泌量、遺伝的要因も虫歯の発生に関与しています。

虫歯の進行状況

虫歯は、進行具合によって以下の4段階に分類されます。
  • 初期段階(C0~C1)
    エナメル質に白い斑点が現れる状態で、まだ痛みはありません。この段階での治療は比較的簡単です。
  • 中期段階(C2)
    エナメル質が破壊され、象牙質(ぞうげしつ)と呼ばれる、歯の本体を形作っている部分まで虫歯が進行します。冷たいものや甘いものに対して敏感になります。
    ※象牙質とは・・・歯の構造の一部で、エナメル質の内側にある組織のこと。歯の主成分とも言われる。
  • 周囲の歯に負担をかけない
    ブリッジとは異なり、隣の歯を削る必要がないため、他の歯に負担をかけません。
  • 後期段階(C3)
    虫歯が象牙質を超えて神経に達し、強い痛みが発生します。治療が必要となり、根管治療が行われることがあります。
  • 末期段階(C4)
    虫歯が歯全体を侵食し、最終的には歯が抜け落ちることがあります。この段階では、抜歯が必要になる場合もあります。

虫歯の痛み・症状

虫歯の痛みは、その進行状況によって異なります。初期の段階ではほとんど症状がなく、中期以降になると冷たいものや甘いものを摂取すると痛みを感じることがあります。後期になると、激しい痛みが続き、神経が死んでしまうと痛みが一時的に収まることがありますが、感染が広がるリスクが高まります。

虫歯による副次的な影響

虫歯を放置すると、歯の喪失だけでなく、口腔内の健康全般に悪影響を及ぼす可能性があります。さらに全身の健康にも影響を与えることがあり、例えば、虫歯からの細菌が血流に乗って全身に広がり、心臓病や肺炎を引き起こすリスクがあるとされています。

虫歯ができやすい場所

インプラントの寿命は、適切なケアを行えば10年以上持つことが一般的です。特に、日常的なオーラルケアや定期検診を怠らないことが、インプラントの長寿命に繋がります。

虫歯ができやすい場所

虫歯ができやすい場所は、以下の3つのエリアです。

  • 歯と歯の間
    歯ブラシが届きにくいため、食べ物のカスが残りやすく、虫歯が発生しやすいです。
  • 歯の溝
    奥歯の溝は深く、細菌が溜まりやすいため、虫歯になりやすい場所です。
  • 歯と歯茎の境目
    歯茎が下がることで歯の根が露出し、その部分が虫歯に侵されやすくなります。

これらのエリアを意識した適切なブラッシングと定期的な歯科検診で、虫歯の予防が可能です。